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“葡萄畑のエッセンスを限りなく鮮明にしかも誠実にワインに表現することは、
私たちの第一の目標であり、最も大切に思うことです。”

ブリュワー・クリフトンでは、自然に対してこの上ない敬意を表します。自然の産物を相手に仕事をするとき、グレッグとスティーヴは人間の理解やコントロールを超えた要素や現象を常に意識することが必要だと信じています。感性のレベルが一瞬でも落ちてしまえば、追求していた真の目標から逸脱するリスクが発生します。ですから、産物の自然な進化への干渉は、最大限の注意と心遣いをもってなされるべきです。

葡萄は(植物の生理学的に)最適な成熟度に達した時に収穫され、集められた葡萄はトラクターの上で厳密に選別されます。その後、涼しい早朝のうちに摘み取られた葡萄の冷たい温度を維持するためにできるだけ迅速にワイナリーへと運ばれていきます。夕方の静けさの中、葡萄は、再度選別台で最終チェックを受け、痛んだ房や葉っぱなど、ワインに混入して欲しくない素材を発酵前にすべて取り除きます。

発酵の過程を通してグレッグとスティーヴは、あらゆる要素が一体となるように処理します。これにより、あらゆるエッセンスはもちろん、抽出可能な風味、色、タンニンを果実から充分に捕らえることができるからです。発酵後、ワインは自然の力で不必要な固体の部分を取り除くかのように、樽の底にゆっくりと沈殿していきます。最大限の抽出が得られるように、その沈殿したオリにワインはできるだけ長い時間をかけて接触させます。

澱引きの作業は、夏至の後に月が欠け始めると、重力を利用して行われます。この時期は、ワインのオリが最も落ち着いている時です。月の動きに起因する重力の影響は、潮の満ち干、樹液、体液などあらゆる液体の動きに明確に現れます。

瓶詰めもまた、重力を利用して、満月の直後に手作業で行われます。ワインは清澄剤やフィルターを使用することなく、ボトルに詰められます。このように伝統的な方法で瓶詰めされたワインは、その進化の過程で気品ある自然なオリを疑いなく維持することができます。これは、ワインが生きているという証拠です。グレッグとスティーヴは、フィルターやその他の方法でオリの形成を阻止することは、その生命と個性を取り除いてしまうと信じています。

ワインが造られるのは、まさに畑の中。葡萄畑のエッセンスを限りなく鮮明にしかも誠実にワインに表現することは、ブリュワー・クリフトンの第一の目標であり、最も大切に思うことです。ラッキーにも私たちが手がけることのできるワインは、ブリュワー・クリフトンの名前をつけてはいますが、究極的に最も重要な鍵を握るのは畑の名前に他なりません。